良いリフォーム業者の特徴と選び方~これで失敗は50%防げる

リフォームって悪い噂、トラブルもよく聞くので依頼する業者選びに困ることがあります。

  • なるべく安い
  • 仕上がりが綺麗

ほとんどの人がリフォーム業者に希望する条件て、この2つで十分ですよね。

でも、実際に依頼してみないと分からないのです。若干ギャンブルなところもあります。

せめて、良いリフォーム業者とは何なのか?というのは知っておくべき。相見積もりで見積り金額が他よりやけに高い!これはダメな危ない業者だ!って思っていませんか?それ、逆に騙されているかもしれませんよ。

見積り金額が高いリフォーム業者のほうが良い業者?

見積もりの工事費用が高いとボッタクっている印象を受けるでしょうが、同時に受けた他社の見積価格が安すぎるだけのこともあるります。

この場合、価格が高いほうが良い業者という変な状態になりますが、見積もりの工事明細を見ただけでは、普通は適正相場なのかどうかはプロでも分からないのは知っておいてください。

リフォーム工事内容によって、簡単な場合から難しい場合までのだいたいの相場範囲はあるので、そこをはみ出しているならおかしい、ボッタリだと指摘できますが、この範囲はある程度広いです。

リフォーム工事は依頼する側だと、ただ単に古い箇所を新しくする工事内容にしか見えないと思います。でも施工する側からするとかなりドキドキものなのは理解して欲しいところなんです。

極端な例ですが、ボロボロの築50年の木造一戸建てと、築10年のまだまだ新しいも木造一戸建てで、全く同じリフォーム工事をすると実際の費用はかなり変わります。当然古いほうが高くなります。古いほど予定通りにいかず、工程や部材の使用量、廃材などが増えるので費用がかさむからです。

ボロボロなくらい古いのが分かっていれば、見積もり費用は最初からどこの業者も高くなります。ただそうじゃない場合、実際に工事をしてみて追加工事の発生が判明することがあります。またどの程度妥協するかにもよって工事内容、難易度が変わります。

相見積もりで極端に高い、安い業者があった場合、なぜなのか?という点を聞き出すくらいはしたほうがいいです。曖昧な返事なようならちょっと不安ですね。

良いリフォーム業者は見積書に希望を反映させる

リフォーム工事の見積書に書いてある明細項目だけで、費用が相場より高いか安いかは一概に言えません。

でも、明確に良い業者か悪い業者かというのは、依頼者の声を見積書内容に反映させるかどうかで分かります。

例えば、依頼者がとにかく予算重視!とした場合、業者側が、簡易的な工法や設備のデメリット(耐久性や使いやすさなど)の説明をして、依頼者が納得している場合。

それでもコストが高くつく完璧な工法や設備を見積もりにしているなら、悪徳ではないが依頼者の希望を聞いていない見積もり。つまり良いリフォーム業者とは呼べないことになります。

でも逆に、本当は安く済む工法だけど難易度の高い工法で見積もりを取っているケースもあります。

見積書の明細では工法までは分からないので、プロでも高いか安いかは言いづらいです。

総じて、評判が悪いリフォーム業者というのは契約を急ぐ特徴がありますよね。価格の割引や、今契約しないと順番が後になるなど、何かしらに理由や勧誘をつけて契約を急がせます、

良いリフォーム業者というのは、依頼者の希望を聞いた上で、その希望に最大限叶うプランや見積もりを提示してくれるところということになります。

予算を抑えるのが最優先としても、リフォームする目的は住みやすさや見た目、耐久性の改善です。依頼者が希望する工法や設備では、それらの目的が十分果たせないのなら、ここはお金をかけたほうがいいと指摘し、見積価格が高くなる業者の方が良い業者です。

でも相見積もり段階では、一般素人は見積価格だけ目がいきがち。良い業者ほどごまかしがない正直な見積もりを出すので、それに気づけないと自分が損するだけです。

良いリフォーム業者というのは、自分で気づいてあげることも必要です。

だからこそ、こちらの希望をどこまで聞いて、それを反映しているのか?その理由を聞ける業者が望ましいですね。

工事仕上がり・職人の腕の良し悪しで良い業者かどうかは判別できない

難しいのが工事の仕上がり具合、職人の腕の差を基準にしたリフォーム業者選びです。

一般的に有名大手住宅会社に頼めば安心という印象ですが、絶対にトラブルがないというわけではなく、実際に仕上がり具合でクレームが出ているケースはあります。

これは大手企業の怠慢などではなく、実際に工事をしているのが下請けの業者だからです。その業者に問題があるだけ。

そんな業者を手配した元請けの大手住宅会社が悪いじゃないかという声もありますが、どうしてもハズレを引く場合があります。

下請けの工務店や建設会社の場合、下請けの多数の仕事を抱えているとどうしても人材不足になりがち。職人が若くて現場経験がないこともよくあります。普通はベテラン職人が側について、問題ある工事をしたら修正するものですが、忙しすぎるとこういったことが見過ごされたり、最悪の場合この若手だけで現場に放り込まれることもあります。

比較的期待できる、想像が付きやすいのが工務店です。

ネットでこれまでに施工した事例を、実際のお客さんの家で紹介しているなどしていると、ああこの業者の腕はちゃんとしてそうだなって想像できますよね。

工務店だと下請けの専門工事業者と仲良くやっているケースも多く、非常に信頼できるところもあります。下請け業者の顔は見えないものの、工務店の顔と同じに見えるという点で想像はしやすいでしょう。

口コミ評判による選び方では良いリフォーム業者は見つからない

依頼を検討しているリフォーム業者の評判はどうか?ネットで口コミを探すのはよくやることですが、リフォームの場合は口コミ評判はあまりアテにならないと考えたほうがいいです。

まず口コミ評判自体があまりありません。あっても大手の住宅販売会社(ハウスメーカー)くらいです。

口コミが一定数ネットに出るには、それなりの利用者数、販売数がないとダメだからです。一見、悪い口コミが散見されても、それはそれだけ利用されている、売れているからこそです。あまり売れていない商品やサービスなら、そもそも口コミ自体が出てきません。誰しもが口コミを投稿するわけではなく、かなり少数派だからです。

また、口コミは悪いほど出やすくなります。人は良かった!というときより、損した!くそー!というときのほうが、その気持ちを誰かに聞いてもらいたいものですよね。

リフォーム業界の場合、確かに大手住宅販売会社(ハウスメーカー)が有名なものの、実際に依頼している業者は全国バラバラでかなり数が多いです。そのため口コミ自体があまり出てきにくいのです。

そして悪徳業者がはびこっている業界でもあるので、自作自演の口コミ書き込みもあります。最悪な場合、ライバルを蹴落とそうとしてウソの悪い口コミを書き込むという営業妨害も実際にあります。

チェーン展開のリフォームショップの良い口コミは地域限定

仮にあるリフォーム業者で良い口コミがいくつも見つかった場合、それがチェーン展開しているお店の場合はあまりアテになりません。

チェーン展開しているようなリフォーム業者の場合、東京大田区で良い評判だったとしても、大阪市北区で同じ評判を得られるかどうかは分からないのです。

なぜなら、施工工事する業者の人が全く違うからです。

これは住宅販売会社(ハウスメーカー)の場合でも同じですが、こちらはまだ大手企業ならではの管理があるため品質は安定傾向です。

でも個人の業者が加盟店として参加しているリフォームショップの場合、依頼する地域によって腕の差のバラツキが出やすくなります。

あくまで狭い地域範囲内で営業しているのかどうか?良い口コミ評判が気になった人は、この点についてチェックしてください。

良いリフォーム業者を選ぶにはアフターケア内容もチェック

リフォームでトラブルになるのは、仕上がりの不備やしばらく経ってからの不具合など。

良い腕をしていても、人間なので何かしらのミスが生じるのは仕方がありません。何か不具合があった場合、やはりクレーム対応で業者の差が出ます。

また、不備でなくてもアフターケアの場面が生じることがあります。この場合でもやりっぱなしで後は知らん!という業者だと不安です。

システムキッチンなどメーカーに聞け!というのは確かにその通りなのですが、メーカーへの問い合わせ、メンテナンス訪問というのはとにかく時間がかかるのです。

ただの家電ならいいのですが、リフォーム対象となるような設備類だと生活の基盤なので、あまり長く使えないと生活に影響が出ますよね。

でもアフターケアがしっかりしているリフォーム業者は、まずウチに連絡してくださいとなっています。何か問題があった場合、施工した業者でないと、同じメーカーの設備でも判断に時間がかかります。施工した人間なら対応が早いのです。

その上で、これはメーカー対応ということになれば、業者がメーカーに手配したり、この内容を伝えてサービスマンに来てもらってくださいとなります。そうなるとメーカー側も対応内容が絞られるので早く修理できるのです。

リフォーム工事というのは何かと見積り金額で業者の良し悪しが比較されがちですが、最初が他業者より高くても、後々を考えると高くないということもあります。

工事代金だけでなく、工事後のアフターケア、サポートの有無についても比較しないと良し悪しは分かりませんよ。

書類・メモに細かく明記するリフォーム業者で選ぶ

リフォームのトラブルは書面化さえしていれば防げるものが多いです。

例えば設備の仕様やカラーなど。これは見積書はもちろん、契約書に明記しておくと、後で違った違わないで揉めることがありません。

今このように言われると、そんなことくらい契約書に書いて当たり前でしょ?と思うでしょう。でも、何も知らずにリフォーム契約すると、設備のメーカーや型番、カラーや仕様、床材の種類や厚みなどが書かれていなくても疑問に思わずハンコを押してしまうのです。

良い業者なら当然、言われなくてもこういったことをきっちりと書面に落とし込みます。

これは契約する前の見積書の段階でだいたい分かります。

追加工事の可能性と金額についてもさりげなく明記してあったり、見積もり時に希望した内容についての回答など、ただ単に価格はこうです!という見積書でないことが多いです。

明らかに見積書がシンプルな場合は、後々にトラブルになる可能性が高くなります。見積書の充実具合で良いリフォーム業者かどうかを判断するのも一つの方法です。

良いリフォーム業者の選び方は業者種類の絞り込みが不可欠

一般個人が良いリフォーム業者を選ぶには、まず依頼するべき業者種類の選別にあります。

みなさん、業者の良し悪しを業者側だけで判断しすぎです。それでは本当に良い業者に当たりません。

重要なのは、希望するリフォーム工事に適した種類の業者に見積もり依頼を出すことです。

例えば、極端ですがトイレ交換リフォームを大手住宅販売会社(ハウスメーカー)に依頼する人なんてほとんどいないですよね。

逆に二世帯住宅化リフォームや増築などを、駅前の明るいリフォームショップに依頼するのも不安なはず。

このように的はずれな依頼先に見積もりを出してそのまま契約してしまうと、思ったより費用が高い、思っていた基準で仕上がらなかったということになります。

それぞれ業者種類によって適した工事規模と内容があり、そこにマッチしてこそ相場内でより良いリフォーム結果が得られます。

ところが、このように的はずれな依頼先でリフォームしてしまった人が、あそこの業者はダメだった、仕上がりが悪い、高いと悪い口コミを書き込むことがあります。

でもこれは、依頼主が業者選定を誤ったからというのが根本の原因なのです。

だったら見積もりの時点で業者が断れよ、となりそうですが、リフォーム工事は基本的にどこに頼んでもだいたいの工事は受けてくれます。ただ、余計な費用がかかったり、あまり専門外で思ったより結果が良くなかったということが起こりえます。

例えば、全面リフォームで住みやすさ重視を希望した。何となくできそうなイメージの建設会社に依頼した。でも導線や使いやすさがいまいちで綺麗になっただけだった……

この場合、工事のうまさの前に設計が重要になります。住みやすさの中で通気性を重視していたなら、通気性の工学に詳しい設計士(建築士)ベースで探すべきだったのかもしれません。

正直言って、リフォーム工事が終わるまで職人の腕は見極めようがありません。ただ、依頼する先を絞ることで、よりブレがない適正見積もり相場を手に入れることができます。なおかつ依頼先が無理して受注することで、工事仕上がりに難が出ることが防げます。

良いリフォーム業者の見つけ方というのは、相手の責任の前に自分にまず義務があると考えたほうがいいのです。