地元の小さな建設会社と依頼するべきリフォーム工事内容

建設会社と言っても鹿島建設や清水建設、大成建設といったゼネコンのことではありません(こんなところにリフォームを依頼しても鼻で笑われるはず)。

住宅街で建売住宅や注文住宅を作っているような建設会社のことです。自社ビルもせいぜい2階建てから4階建てくらいの規模のもので、外観としては派手さも何もない感じです。

イメージ的にリフォームを受け付けてなさそうな感じもしますが、実際は受け付けているケースは多いです。気になったら問い合わせて問題なし。

一見小規模な建設会社でも、大手に負けないレベルでリフォーム工事が可能。ちょっと大規模なリフォーム工事をするなら検討候補No.1なんです

建設会社に依頼するべきリフォーム工事内容

建設会社最大のメリットは、基本的に何でもできて品質も期待できる点です。

ある程度の規模となる、複数工程が絡むリフォーム工事の依頼に適しています。

  • 木造の全面リフォーム
  • 二世帯住宅化
  • 種類変更工事(店舗部分を住居化など)
  • 鉄骨造

基本的に家全体に手を入れるリフォーム工事です。元々新築をやっているので、部分的より全体的に依頼したほうがコスパが良くなります。

建設会社にリフォーム工事を依頼するメリット

建売住宅などで新築ノウハウが豊富なので、基本的に下請け工務店や職人の手配と管理に慣れています。なので品質が安定しているのが特徴。

特に自社大工(社員)を抱えている建設会社はリピーターが多いです(新築の場合)。これは大工が建設会社近くの地元に住んでいることが多く、下手な仕事ができないため自然に丁寧な仕事になるからです。

リフォーム工事を依頼するべき業者の条件に、なるべく自宅から近いところの業者というのがあります。これは、地元で悪い評判が立つとリフォーム業はやっていけないからです。

でも社員に職人がいないとダメなわけではない。地元の建設会社で優良なところは下請けの工務店との関係が良好で長く付き合っています。お互いにメリットを享受しあっており、下手な仕事にはなりづらいです。下請けの工務店や職人も安定的に仕事を受けられるので手抜きしようとは思えないですよね。

大手の住宅会社より地元なので気軽に尋ねられるし、担当者を通して要望を伝えやすいメリットもあります。

工務店と似ている感じもしますが、大規模なリフォーム工事もできるし、木造以外の鉄骨も工事できる点が大きな違いです。

建設会社に依頼するべきではないリフォーム工事内容

建設会社に依頼してダメという工事内容はないものの、いわゆる部分リフォーム単発はコスト高になるだけです。

トイレやお風呂、システムキッチン、洗面化粧台、壁や床、天井だけの張替えなどの部分リフォームで依頼すると割高になりがち。屋根や外壁もわざわざ建設会社に依頼すると、結局は屋根工事業の専門業者に依頼することになるので中間マージンが発生するだけです。

ただ普段下請けに出していてクレームがない工務店や職人を抱えていると想像できるため、そこに依頼をかけられるというメリットがあります。自分で良いリフォーム業者を探す手間賃と考えれば建設会社に部分リフォームを依頼するメリットはあるとも言えます。

間取り・種類変更なら建設会社同士で見積もり比較したい

例えば部屋を増やしたり、設備(キッチンやトイレなど)の位置を大きく動かす、店舗や住宅の種類変更など全体的に手を入れるリフォームの場合は、基本的に設計士の存在が不可欠です。

工事内容によっては建築基準法の制限も出てきます。また適当な間取り変更は採光性が乏しかったり、いざ住み始めると導線が悪くて不満が生じたりします。

これを防ぐのが設計士の役割。通常、設計士が社内に存在するのが建設会社以上です。中には社長が設計士、建築士という工務店もありますが、基本的に建設会社より小さな規模の業者は外注・アウトソーシングです。

なので、設計部門(設計士や建築士)が社内にいるかいないかで、リフォーム工事費用の価格やオリジナリティは変わってきます。

社内にいない外注の建設会社の場合、当然ながら打ち合わせをする相手は建設会社の社員担当者です。

でも社内に設計部門がある場合、その設計担当と直に打ち合わせして希望を伝えられる可能性があります。

設計担当者に直接希望とイメージを伝えられるため、よりイメージ通りの仕上がりになりやすくなりますし、外注ではないので費用も抑えられます。

ただ外注設計がダメなわけじゃありません。下手に直接一般素人の希望を伝えすぎることで、無駄な費用、追加工事が加算されまくることもあります。それなら、ワンクッション置いていい塩梅で建設会社から設計士に依頼された方がいい場合もあります。

建築士(設計士)がいる場合はその会社所在地登録がされています。一級・二級建築士、木造建築士、建築施工管理技士(施工計画まで)などがあるので、気になった建設会社がある人は調べてみてもいいでしょう。